ふるさと納税で旅行するときの考え方と、ふるさと納税に向く宿・向かない宿をご紹介します。
ふるさと納税でほぼ100%節約する考え方
私はふるさと納税でほぼ100%の節約※をすることを目標にしています。具体的には、予定している出費(旅行の予算)を、ふるさと納税でまかなうことです。※自己負担金2千円は除きます。
ふるさと納税で普段食べていないものを返礼品にもらうといった、いわゆる「プチ贅沢」はほとんどしません。ティッシュやビールのような、普段買うより高くつくような返礼品ももらいません。予算超えちゃうから。
今年も湯河原のふるさと納税の宿泊ギフト券を申し込みました。ネットで予約できる「現地決済」プランの一番お安いプランを予約して、予定している出費をふるさと納税でまかないます。ふるさと納税の宿泊ギフト券は家族旅行の際に夫婦分合算して支払いに充てられるのでとても便利です。
ほぼ100%といっているのは、宿泊ギフト券はお釣りが出ないので端数(数百円レベル)の支払いや損失が生じることがあるし、ということからです。
ふるさと納税でほぼ100%節約できる宿泊先の例@湯河原
オンライン決済でも現地決済でも値段は同じ旅館の一例です。
- ふきや
公式サイトが安い時もありますが、JTBクーポンと組み合わせた方が安いこともあります。 - 富士屋旅館
公式サイトが一番安いです。 - 三輪
セールの影響も受けますが、今日はじゃらんが最安値でした。
一休.com および Googleレビューでふきやと同レベルの高評価だったので選びました。
(=湯河原ではトップクラスの評価です)
ふるさと納税でほぼ100%節約できないケース@湯河原
お部屋や景色が素敵なお宿の海石榴の和洋室(内風呂)の宿泊を例に紹介します。結論としては、事前の計画的な宿泊の場合、ふるさと納税を使わず泊まるのが最安値のお宿です。
①宿泊ギフト券の利用前提となる現地決済が高いケース
海石榴の現地決済プランは公式サイトかJTBしかありません。公式サイトさえ、オンライン決済8.6万円、現地決済プランは10.8万円。90日前優待プランで現地決済がないのが残念ですね。
しかも総務省告示第203号による改正に伴う利用制限が始まったことにより、一人当たり5万円までしか宿泊ギフト券は使えないため、超過分は自腹になります。

②ふるさと納税のデジタルポイントでは高いプランになるケース
海石榴はふるなびなどで得たトラベルポイントが使える宿です。一休、楽天トラベル、じゃらんの宿泊プランに使えます。セールなど反映しても大体公式サイト(8.6万円)の近似値か、それより高いです。じゃらんだと20%オフの価格に、19000円クーポンを使って、8.7万円。
実は、公式サイトだと館内利用チケット3千円分がついてくるので、公式サイトの方がお得です。
また、そもそもですが、デジタルポイントの場合、1泊の旅行を夫婦ポイントを合算して使えるケースはほぼ無いので使い勝手がよくありません(ふるさと納税したID=トラベルポイント付与IDになるため)。
夫婦合算できるデジタルポイントってJTBの旅行クーポン以外知りません(旅行は電話予約のみ)。

③ふるさと納税以外のプランが最安値のケース
海石榴についてはこれが結論で、最安値はagodaで見つかります。無料キャンセル期限の縛りがやや厳しくなるものの、7.1万円で泊まれます。オンラインの事前決済のみで、ふるさと納税は使えません。

最後に
ふるさと納税に向く宿・向かない宿があるということをご紹介しました。これから旅行に行こうと思っている方が「なんだか損した気分」にならないといいなあと思います。満足な旅になりますように!

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